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★ 第17回 ★

『北海道・苫小牧市から毎年甲子園にやってくる猛虎のファイアマン−本間 昭さんの巻』
ミー純虎さんと本間さん ご好評をいただいている「伝説のファンシリーズ・
トラキチ黄金列伝」第17回を発行いたします。

トラキチ黄金列伝は毎回熱烈なタイガースファンの方々にご登場いただき、阪神タイガースへの熱き想いを語っていただくコーナーです。

写真 : 甲子園球場ライトスタンド常連なら、知らぬ人はいない「伝説の虎レディ」ことジミー純虎さん(どこがジミやねん!)と本間さん

 今回は、北海道苫小牧市から毎年一回甲子園球場を訪れることを無上の楽しみとする本間 昭さんをご紹介しよう。

 昭和20年生まれの本間さんは、苫小牧市で37年間消防士をしている。消火出動は年間50回程度。自動車事故等の救助出動も多く、責任の重い緊張した毎日だ。
子供の頃、少年野球チームに所属し、その時のユニフォームが縦ジマだった。10歳になって新チームが結成されるとき、ユニフォームを着られるレギュラー選手の数はわずか11人。監督から一人二人と名前が呼ばれ、ユニフォームが渡されてゆくが、本間さんの名前は呼ばれない。もうだめかと思った最後の11人目に自分が縦ジマのユニフォームをもらったときの感激を今でも忘れられないと言う。それ以来、阪神タイガースの縦ジマにあこがれ、熱烈ファンとなるが、当時は北海道では阪神の試合などなく、ラジオから流れる雑音入りの放送に必死に耳を傾けた。のちに阪神対ヤクルト、対横浜戦の札幌シリーズが円山球場(現在は札幌ドーム)でおこなわれるようになり、毎年必ず訪れている。

 タイガースへの思いが高まるにつれ、どうしても甲子園に行ってみたくなり、友人を誘って思い切って球場を訪れ、芝の青さ・球場の美しさ・応援の迫力に魅せられた。それ以来毎年一回の甲子園応援ツアーを無上の楽しみとしている。毎回ツアーメンバーは少しずつ替わるが本間さんは皆勤。今年は息子の直哉さん(昨年に続き2回目。ヨチヨチ歩きの頃から阪神のユニフォームを着せ、猛虎となる)とそのトラキチ仲間の同僚、安藤晃さん、福島正孝さん(共に初めての甲子園)を伴ってやってきた。
雨で試合が中止になることが一番困るので、来るときは必ず2試合以上観ることにしている。今年は4/29−5/1の巨人3連戦のチケットが取れたので、3泊4日でやってきた。4名分の往復飛行機代、ホテル代、入場券、飲食、おみやげ等含めると、年間シートが買えるほどの金額になるのだが、甲子園で応援する喜びを思えば惜しくはないという。
「北海道にもタイガースファンはたくさん居り、皆甲子園行きを夢に見ている。チケットを取るのも容易ではなく、電話予約をするために電話代だけで数万円遣う人もいる。こうしてここに来られる私たちは幸せ。北海道にいる人達の分まで応援したい。」と、本間さんは言う。

 3試合、声を限りに叫び続けた為、最後は喉がつぶれてしまったが、結果は宿敵巨人にすべて逆転勝ちで3連勝。最高の思い出をみやげに苫小牧に帰ることができた。
甲子園の神様が、「遠くから本当にご苦労様。でも楽しかっただろう?来年も必ずおいで。」と本間さん達に微笑んだような気がしてならない。

【トラキチネット・ドッドコム事務局より】
この話には後日談がある。4/29−5/1の甲子園巨人戦3連勝を見届けて苫小牧に戻った本間さんは、お孫さん誕生の御祈祷をいただくために、5月9日、神奈川県・川崎大師を訪れた。そしてそのまま横浜に居残り、横浜スタジアムでおこなわれた阪神vs横浜三連戦をすべて応援し、三連勝している。御祈祷と観戦と、どちらが本当の目的だったか定かではないが、要するに、苫小牧在住の方が13日間に6試合タイガースを応援し、すべて勝ったのだ。本間さんは、今年の阪神快進撃を支える阪神タイガース・ファンの「強運の象徴」である。

  憎き巨人に3連勝を果たして吼える本間さんご一行
憎き巨人に3連勝を果たして吼える本間さんご一行。
左から 安藤さん・本間昭さん・福島さん・本間直哉さん
2003.7.3

トラキチネット アパレルでは今後も「伝説のファンシリーズ・トラキチ黄金列伝」で熱烈タイガース・ファンを紹介してまいります。
自薦・他薦を含め、掲載させていただく方を募集します。皆様のご紹介を心よりお待ちしています。
以下のアドレス info@torakichinet.com までお送りください。

−−− では次回もお楽しみに! −−−

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